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名称:NAMELESS
備考:機械類
アンドロイドとバイオロイドの技術を折衷して製作されたヒューマノイド。
主に、代替部品の提供用。
普通の人もロボット・アンドロイドもそれ以外も多く住まう世界で、
オールマイティーに部品の提供ができるよう設計された結果こうなった。
【部品の提供について】
全身全ての部品が、いつでも取り外して提供できるよう設計されている。
各部品は機体にも生体にもなり、組成や骨格も任意でカスタマイズできる。
これに伴い、全身をカスタマイズすることで全く違う容姿になることも可能。
プリセットでは灰白色の髪に黒い瞳。性別は設定されていない。
頭部や手など露出・接触の多い部分以外は通常機体化しているが、
鎖骨周辺と腹部は主電源スイッチ・外部接続口などがある関係で生体化している。
【共有化について】
機能不全の内部器官などを遠隔操作でリアルタイム調整する方法。
タイムラグや負荷もほぼないので、共有者は違和感なく日常生活を送れる。
現在、共有化を行っているのは「島崎エーベルハルト」、共有部分は「声帯」。
【データ転送について】
事故や病気などで身体に甚大な損傷が生じたとき、
普通の人間などの場合は電脳化を介した上で、ロボットなどの場合はそのまま、
データを転送することで新しい身体として使用できる。
ただし、人格・記憶データがそのままだと上書きの際ノイズが生じる恐れがあるため、
転送を行う前に各データのフォーマットを行っておくことが必須。
【通常時について】
一般的なロボット・アンドロイドと同様に、自律的に行動する。
あくまで部品提供と共有化が主目的であり、自律行動は付帯的なものであるため、
人格の自律性や人間らしさという点では、前述のマシンに比べ機能は格段に劣る。
コミュニケーションには、頷く・首を振るなどのジェスチャーを用いることが多いが、
これは共有化している声帯への負荷を軽減する目的、らしい。
基本の身体能力は平均レベルだが、有事の際は出力を向上し、戦闘に適化する。
守備寄りのバランスに設定されており、近くの人物を生体・機体問わず援護する。
11/03/30 ページ作成
13/01/01 背景画像変更